2017年 03月 02日

重症シリンダー・ヘッド修理。。

このように重症なヘッドのスタッド・ボルト修理も、メールのやり取りでは
比較的問題なさそうに思えた作業が、、、現物が届きボロボロって感じで
なんでこうなるの???状態です。

いつも言っているんですが 、重要なのはトラブった後の対応が大事です。
トラブルの大半は 何らかの人的ミスから、重大なダメージと発展する。
それを直そうとして、より一層激しく潰すんですね、、、これも人的に
起こす最悪の状態で、早い話が直せないくせに直せると思い込む方々が
引き起こしたケースですので、、、よくご覧ください。。。

スタットボルト面や穴を見ていただくと、ガタガタで酷いもんでしょう!。
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斜めにリコイル(ヘリサート)を、打ち込んでサイドに穴が開いてる、、、。
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折れたボルトが中で残っていたにも関わらずドリルで掘るもんだから
柔らかいアルミにドリルが横に逃げるんですよ、、、これ常識ですから。(苦笑
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側面を削り落として、中途半端に残ったボルト類を取り出していく。
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とことん折れたボルトを穿り出す!ことが、一番の仕事かもしれないなぁ。
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こんな感じ、、、ボルト破片が残っていたりで、、、。。。
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やっかいな修理を受けてしまう自分自身に・・・いつも後悔先に立たず。
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一気に溶接するのではなく、本体を釜で焼いて熱が分散することで
歪みを出さないように、、、これも感覚だけが頼り。。。
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以外に時間が掛かってしまうが、、、これが一番大事なポイント!!
手仕上げで出来る限り、元の形状に仕上げていく。。。
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冶具を作り、キッチリと穴あけ加工にタップ加工と丁寧に仕上げていく。
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取り合えずキッチリと復元しましたけど、、、いつも思うことですが
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どこのショップ?はたまた素人工?の仕業か、、、分かりませんが
一言言いたい、、、余計なことをするな!自分に技量を知れ!と、、、。

by okugake | 2017-03-02 08:30 | 修復作業


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